1. 春に読みたい小説
・「春の庭」柴崎友香 著
行定勲監督によって映画化された『きょうのできごと』の著者である小説家、柴崎友香による第151回芥川賞受賞作。
何気ない日常生活を鮮やかに、かつ繊細に描く著者のみずみずしい感性に注目が集まった作品。
女性ならではの細やかな観察眼が随所に光る本作は、日常生活のふとした瞬間にヒントとなる新たな視点を与えてくれそうです。
何気ない日常生活を鮮やかに、かつ繊細に描く著者のみずみずしい感性に注目が集まった作品。
女性ならではの細やかな観察眼が随所に光る本作は、日常生活のふとした瞬間にヒントとなる新たな視点を与えてくれそうです。

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・「ぬるい眠り」江國香織 著
女性に人気の作家、江國香織による全9編の短編集。
やわらかく包み込むようにやさしく流れる文章が春の陽気と重なり、ゆったりのんびり読書を楽しみたい方におすすめしたい一冊です。
独特の江國節にうとうとして、ふかふかのソファに横たわりいつの間にか深い眠りに誘われてしまうのも、春ならではの楽しみ。
やわらかく包み込むようにやさしく流れる文章が春の陽気と重なり、ゆったりのんびり読書を楽しみたい方におすすめしたい一冊です。
独特の江國節にうとうとして、ふかふかのソファに横たわりいつの間にか深い眠りに誘われてしまうのも、春ならではの楽しみ。
・「春、バーニーズで」吉田修一 著
黒と銀色を基調なシンプルな装幀が目を引く一冊は、5つの短編小説から成り、主題は東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンの物語。
妻と息子を連れてバーニーズへ行った主人公が、昔一緒に暮らしていた人と再会する……。
その時は選ぶことのなかったもう一つの時間がクローズアップされる瞬間は、
出会いと別れの季節でもある春の切なさともシンクロし、
人生は目の前の選択の連続であることを改めて思い起こさせてくれることになるかもしれません。
今大切にしたい人へのプレゼントにもぜひ。
妻と息子を連れてバーニーズへ行った主人公が、昔一緒に暮らしていた人と再会する……。
その時は選ぶことのなかったもう一つの時間がクローズアップされる瞬間は、
出会いと別れの季節でもある春の切なさともシンクロし、
人生は目の前の選択の連続であることを改めて思い起こさせてくれることになるかもしれません。
今大切にしたい人へのプレゼントにもぜひ。

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・「春の雪」 三島由紀夫 著
日本の純文学といえば、この作家なくしては語れない三島由紀夫による著書。
伯爵家の若い青年と美貌の令嬢の若き恋を描いた物語は、
ふとした感情のすれ違いから永遠に叶わなくなるはずだった恋の数奇な顛末と、貴族社会の壮麗な描写が見事に映える一冊。
全篇から漂う卓越した美しい日本語に、この春じっくり浸ってみてはいかがでしょうか?
伯爵家の若い青年と美貌の令嬢の若き恋を描いた物語は、
ふとした感情のすれ違いから永遠に叶わなくなるはずだった恋の数奇な顛末と、貴族社会の壮麗な描写が見事に映える一冊。
全篇から漂う卓越した美しい日本語に、この春じっくり浸ってみてはいかがでしょうか?

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・「アルケミストー夢を旅した少年」 パウロ・コエーリョ 著
ブラジルの人気作家、パウロ・コエーリョによるベストセラー作品で世界的にも非常に有名な名著。
主人公のスペインの羊飼いの少年がピラミッドにあるという宝物を探しにいくことを決意し、
命の危機にさらされながらもくじけずに旅を続けていくというストーリーは、自分の恐れ不安とどう向き合っていくべきか?
また自分が本当に大切にするものをどうやって大切にしていくか?ということへのヒントに詰まった作品です。
春に向けて本格的に新しいことを始めたい方にとって、力強く背中を押してくれる一冊となりそうです。
主人公のスペインの羊飼いの少年がピラミッドにあるという宝物を探しにいくことを決意し、
命の危機にさらされながらもくじけずに旅を続けていくというストーリーは、自分の恐れ不安とどう向き合っていくべきか?
また自分が本当に大切にするものをどうやって大切にしていくか?ということへのヒントに詰まった作品です。
春に向けて本格的に新しいことを始めたい方にとって、力強く背中を押してくれる一冊となりそうです。
2. 春になったら読みたくなる本
・「強運の持ち主」妹尾まいこ 著
元OLが営業の仕事で鍛えた話術を生かし、占い師に転身して、出会う人たちの背中を押し、勇気づけていくエピソードの詰まった物語。
強運とは単に外からもたらされるものではなく、何よりも自分を信じることであることを教えてくれる。
何気ない日常の中でも幸運や強運のチャンスというのは、いくらでも転がっており運命は自分で切り開くものというメッセージをもらえそうな一冊です。
強運とは単に外からもたらされるものではなく、何よりも自分を信じることであることを教えてくれる。
何気ない日常の中でも幸運や強運のチャンスというのは、いくらでも転がっており運命は自分で切り開くものというメッセージをもらえそうな一冊です。
・ニューヨーク女性の「強く美しく」生きる方法 エリカ 著
人とは違う部分こそ魅力と感じ、周りの人がどう思うと動じることなく自分自身で人生を切り開いていくことこそが人生の醍醐味—。
そんなことを私たちに教えてくれる一冊。
著者がニューヨークの生活の中で出会った人々や出来事から学んだ「強く美しく」生きる術を紹介している本書は、
著者自身のリアルな体験からにじみ出た力強くも頼もしい言葉が心に響き、多くの勇気を与えてくれます。
そんなことを私たちに教えてくれる一冊。
著者がニューヨークの生活の中で出会った人々や出来事から学んだ「強く美しく」生きる術を紹介している本書は、
著者自身のリアルな体験からにじみ出た力強くも頼もしい言葉が心に響き、多くの勇気を与えてくれます。
・幸せになる勇気—自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ 岸見一郎、古賀史健 共著
ミリオンセラーを記録してフジテレビでもドラマ化された話題の書『嫌われる勇気』待望の続編。
人は幸せになるために生きているのに、なぜ幸福な人間は少ないのか?
そんな本質的な問いかけから始まり、本当の自立とは、本当の愛とは何か。
またどうすれば人は幸せになれるのか?というヒントが散りばめている一冊。
人は幸せになるために生きているのに、なぜ幸福な人間は少ないのか?
そんな本質的な問いかけから始まり、本当の自立とは、本当の愛とは何か。
またどうすれば人は幸せになれるのか?というヒントが散りばめている一冊。
・「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子 著
「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。
咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう」という含蓄のある一言から始まる本書は、
今与えられた場所を最大限に生かし輝くためのいくつもの金言が詰まった一冊です。
たとえ現実が変わらなくても悩みに対する心の持ちようこそが大切であること。
優しくも一つ一つが深く心に染み入る言葉の数々は、人生を生きていくうえで本当に大切にしたいことの、数々のエッセンスに満ちあふれています。
咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう」という含蓄のある一言から始まる本書は、
今与えられた場所を最大限に生かし輝くためのいくつもの金言が詰まった一冊です。
たとえ現実が変わらなくても悩みに対する心の持ちようこそが大切であること。
優しくも一つ一つが深く心に染み入る言葉の数々は、人生を生きていくうえで本当に大切にしたいことの、数々のエッセンスに満ちあふれています。

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・「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午 著
ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた「なんでもやってやろう屋」を自称する探偵が、
ある時運命的な出会いを果たしさまざまな事件を乗り越えていく、長編推理恋愛小説。
数々のミステリー賞を総なめにした本作は、ラストまでハラハラドキドキさせられるようなストーリー展開で、面白さのあまりうっかり夜を明かしてしまいそうな一冊です。
ある時運命的な出会いを果たしさまざまな事件を乗り越えていく、長編推理恋愛小説。
数々のミステリー賞を総なめにした本作は、ラストまでハラハラドキドキさせられるようなストーリー展開で、面白さのあまりうっかり夜を明かしてしまいそうな一冊です。
まとめ
via weheartit.com
この春読みたいおすすめの本を10冊ご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
時期的にも「春」、「桜」をモチーフにした小説だけでなく、これからの新生活を迎えるにあたり背中を押してくれそうな、自己啓発書もピックアップしてみました。
もし今の自分の心境と重なる珠玉の一冊が見つかったら、ぜひ手に取って新たな可能性を見つけてみてください。
時期的にも「春」、「桜」をモチーフにした小説だけでなく、これからの新生活を迎えるにあたり背中を押してくれそうな、自己啓発書もピックアップしてみました。
もし今の自分の心境と重なる珠玉の一冊が見つかったら、ぜひ手に取って新たな可能性を見つけてみてください。