2017年5月22日 更新

本業以外の仕事を持つ「パラレルキャリア」の働き方

最近、働き方にもさまざまな選択肢が増えつつあるということは、すでに多くの方がお気づきのことでしょう。 働くママを中心に広がっている時短勤務、プロジェクトごとにチームを作って働くフレキシブルな方法、さらに拠点を複数もって働く方法が浸透しているという流れのなかで、従来の雇用形態に確実に変化が見られるようになっているのです。 そして今、そんななかで注目が集まっているのが「パラレルキャリア」なのです。 そこで今回は、パラレルキャリアという新しい働き方の可能性について考えてみたいと思います。

1. パラレルキャリアとは「二足のわらじを履く発想」のこと

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話の本題に入る前にまずは、パラレルキャリアの定義についてお伝えしておきたいと思います。

これはもともと20世紀の偉大な経営学者であり、日本でも多くの著書を出版している
ピーター・ドラッカーが提唱した概念で「本業以外に第二のキャリアを持つこと」という意味で使われています。

彼は経営やマネジメント、さらに広い意味での人生設計において数々の名言を残していることでも知られていますが、
21世紀の今、「パラレルキャリア」が現実のものになりつつあるということは、
いかにドラッカーが先見性があったか?ということの証、といえるでしょう。

それはさておき。

パラレルキャリアとはつまり、本業以外に自分の本当に好きなことを見つけて生きていくこと。
さらにいえば「二足のおわらじを履く」という生き方を表す、今注目のキーワードなのです。

しかしパラレルキャリアはいわゆる副業とは違い、単にお金のためやお小遣い稼ぎの気持ちで選ぶものではありません。

あくまでも「自分の本当にやりたいこと、熱中できること」を選び、目先の報酬にこだわりすぎないというのがポイント。

もちろんゆくゆくは報酬がついてきて、それで食べていけるようになれば理想ですが、はじめからそうである必要はないのです。

ドラッカーはまた「これからの社会で求められる人材は、特定の組織に依存しない人たちだ」という言葉も残していますが、パラレルキャリアを実現することによって、そうした働き方はもちろん、自由でフレキシブルなライフスタイルがカタチになる可能性も開けてくるー。

そういった意味でもパラレルキャリアは未来型の人生を生きる上で、大きなメリットをもたらしてくれるといえそうです。

2. “パラキャリ”を選択した方が安心できる背景は「時代の変化」にある

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それではパラレルキャリア(以下、パラキャリ)を選択する人たちが今、徐々に増えているのはいったいなぜでしょうか?

その理由は、時代の変化が大きく影響しているといえます。
これまでの日本は終身雇用、年功序列といった制度が事実上機能していた時代でした。

しかし今の時代にはそういった従来の安定制度はもはや機能しなくなっており、一つの仕事を続けていても収入が下がってしまう可能性があるだけでなく、突然の解雇、雇用形態の変化、さらに会社の倒産など!何が起きるか、未来が見えない時代になってきているからです。

さらにそういった不安に加え、消費税の増税、国民年金制度の崩壊、医療の発達による寿命の延長といったさまざまなリスクが考えられ、ただでさえ雇用が安定せずお給料の絶対的な保証もないのに、支出は増えていく一方で不安を抱えている人が多いこともその理由の一つといえます。

一方前向きな見解としては、「一つの会社に縛られずに自分の本当に好きなこともやっていきたい」、「一度きりの人生、自分に正直に生きていきたい」という、本音に生きる人たちが、ここ最近一気に増えてきているという背景もあります。

先の見えない人生だからこそ、また大切な自分の人生だからこそ、かけがえのない一瞬一瞬を大切に、好きな人たちと好きな人生を創造していきたい!という人たちの存在も、目立ってきているのですね。

3. “パラキャリ”を実践するために大切なこと

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それでは具体的に、“パラキャリ”を実践するためには何から始めたら良いのでしょうか?

これはまず、自分の好きなことを書き出してリストアップしてみるのが良いでしょう。

すでに方向性が見えている方であれば、具体的なアクションステップに進めますが、まだ漠然としているという方はとにかく脳の中にあるイメージをアウトプットしてみることをおすすめします。

そうすることによって頭のなかが整理され、好きなこと、やりたいことの傾向が少しずつ見えてくるからです。

続いては、興味のあることを片っ端からやってみることです。
もちろん優先順位があればそこから始めてみるのが良いでしょう。

しかし、実際にやってみなければわからないことも多いので、まずは好きなことを体験してみるのが大切だと思います。

その上で楽しいと感じたりワクワクすることがあれば、そのまま続けてみてはいかがでしょうか?

そこで仲間が増えたり、新しい知識、発見があったりして、思わぬチャンスが開けてくる可能性もあります。

たとえばアロマやお茶が好きであれば、インストラクター養成講座の体験コースに通ってみたり、ピアノを弾くのが好きであれば、まずは習い事から始めてみてはいかがでしょうか?

また社会の情勢に興味のある方であれば、ボランティア活動に参加したりフェイスブックなどで興味のありそうなイベントに積極的に参加して仲間をつくるのも良いでしょう。

とにかく今の生活から新しい可能性を見出したいのであれば、一にも二にも、とにかく「行動」が大切です。

今の時代はとてもスピーディーなので、迷っていても時間はどんどん過ぎていくだけですし、時間は本当に貴重なものであるからこそ、具体的なアクションが必要になってきます。

パラキャリに少しでも興味のある方は、ぜひ今日から一つでもいいので小さなアクションを起こしてみてください。

まとめ

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今話題になっているパラキャリの可能性、少しでも多くの方におわかりいただのではないでしょうか?

パラキャリは本業以外に自分の楽しみを見つけることができるだけでなく、本業ともう一つの選択肢のバランスが取れることによって、今までストレスに感じていた仕事の楽しみを見出せるようになるといったメリットもあります。
さらにうまくいけば新たな収入源が見つかって、キャッシュポイントが増える可能性もあるかも!?

ぜひ興味を持ったら「まずはアクション」で、新しい可能性にチャレンジしてみてくださいね。

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この記事のキュレーター

Risa Risa