『5月3日』馬上から矢を放つ――下鴨神社/流鏑馬神事と葵祭への序章
5月3日の午後1時、京都・下鴨神社の糺の森(ただすのもり)に馬蹄の音が響きます。 「流鏑馬神事(やぶさめしんじ / Yabusame Shinji)」。公家装束をまとった射手が疾走する馬の上から3つの的を次々と射抜く、葵…
5月3日の午後1時、京都・下鴨神社の糺の森(ただすのもり)に馬蹄の音が響きます。 「流鏑馬神事(やぶさめしんじ / Yabusame Shinji)」。公家装束をまとった射手が疾走する馬の上から3つの的を次々と射抜く、葵…
5月の浜松市の空に、畳数枚分はある巨大な凧が何十枚も揚がります。 「浜松まつり(はままつまつり / Hamamatsu Matsuri)」は、毎年5月3日〜5日に静岡県浜松市で行われる祭りです。最大の見どころは「凧揚げ合…
4月、日本各地の竹林では、地面をわずかに押し上げるようにしてタケノコが顔を出し始めます。 「タケノコ狩り(たけのこがり / Takenoko Gari)」は、専用の鍬(くわ)を使って地中からタケノコを掘り出す春の体験です…
桜が満開を迎え、やがて花びらが風に舞い始める4月。現代の日本人はその光景を惜しみますが、古代の人々は「散る花」に別の感情を抱いていました。 花が散ると、それに乗じて疫病の神が広がる――。その信仰から生まれた祭祀が「鎮花祭…
4月、京都・嵐山の法輪寺には、晴れ着姿の13歳の子どもたちが次々と参拝に訪れます。 「十三参り(じゅうさんまいり / Jusan Mairi)」は、数え年13歳を迎えた子どもが、知恵と福徳を授かるために虚空蔵菩薩(こくう…
旧暦の4月8日、「卯月八日(うづきようか / Uzuki Youka)」。この日には、日本各地でさまざまな民俗行事が行われてきました。 山間部の集落では、空へまっすぐ突き上げるように長い竹竿が立てられ、その先端に野花が結…
4月8日、日本全国の寺院で、小さな花御堂(はなみどう)が飾られます。 その中には、右手で天、左手で地を指す小さな誕生仏が安置され、参拝者は柄杓で甘茶をそそぎかけます。これが「花祭り(はなまつり / Hanamatsuri…
4月2日、栃木県日光市。世界遺産としても知られる日光山輪王寺(にっこうさんりんのうじ / Nikkozan Rinnoji)の三仏堂で、山伏姿の僧侶が裃(かみしも)をまとった信者の前に山盛りのご飯を突きつけ、大声で叫びま…
3月上旬から中旬、日本各地の神社や庭園で、赤、白、ピンクの椿の花が咲き誇ります。 この季節に合わせて開催されるのが「椿まつり(つばきまつり / Tsubaki-matsuri)」。椿は、日本で古くから愛されてきた冬から春…
3月中旬から4月にかけて、日本全国の神社で「春祭り(はるまつり / Haru-matsuri)」が執り行われます。 神輿(みこし)が担がれ、山車(だし)が引かれ、獅子舞が舞う。農耕の始まりを告げる、五穀豊穣祈願の祭礼です…