『9月24日〜25日』猿沢池に浮かぶ管絃船――奈良・采女祭
十五夜の翌日、奈良の猿沢池(さるさわいけ / Sarusawa Ike)に、月の光を受けて二艘の船がゆっくりと浮かびます。船首には龍と鷁(げき)の彫刻、船内では雅楽が奏でられ、船上から花扇(はなおうぎ)が池に投じられる―…
十五夜の翌日、奈良の猿沢池(さるさわいけ / Sarusawa Ike)に、月の光を受けて二艘の船がゆっくりと浮かびます。船首には龍と鷁(げき)の彫刻、船内では雅楽が奏でられ、船上から花扇(はなおうぎ)が池に投じられる―…
3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕は、多くの人が知っている日本の年中行事です。しかし、その延長線上にあるはずのもう一つの節句――9月9日の「重陽の節句(ちょうようのせっく / Chouyou no …
大阪府岸和田市(きしわだし / Kishiwada-shi)。大阪湾に面したこの城下町で、9月中旬の週末になると、街全体が一つのリズムに揺れ始めます。 「岸和田だんじり祭(きしわだだんじりまつり / Kishiwada …
岩手県花巻市(はなまきし / Hanamaki-shi)は、宮沢賢治(みやざわけんじ / Miyazawa Kenji)が生まれ育ち、多くの詩と童話を残した町として知られています。この賢治ゆかりの町が、9月の3日間、光と…
秋田県仙北市の角館(かくのだて / Kakunodate)は、江戸時代の武家屋敷が今も残る「みちのくの小京都」と呼ばれる城下町です。この静かな町が年に一度、荒々しい表情を見せる3日間があります。 「角館祭りのやま行事(か…
日本の夏に欠かせない甘味が「かき氷(かきごおり / Kakigouri)」です。氷の塊を専用の機械で薄く削り、色のついたシロップをかけて食べる、日本で最も古い冷菓の一つです。屋台、甘味処(かんみどころ)、カフェ、コンビニ…
9月に入ったばかりの富山県富山市八尾町(やつおまち / Yatsuo-machi)。日が落ちる頃、坂の町のあちこちから胡弓(こきゅう / Kokyuu)と三味線の音が流れ始めます。 「おわら風の盆(おわらかぜのぼん / …
毎年8月24日から26日まで、山形県新庄市(しんじょうし / Shinjou-shi)で「新庄まつり(しんじょうまつり / Shinjou Matsuri)」が行われます。人口約3万4千人の街に3日間で約50万人が訪れる…
8月16日の夜20時、京都市を囲む5つの山に順番に火が灯されます。「大」「妙」「法」の文字、船の形、鳥居の形が山肌に浮かび上がり、約1時間で消えていきます。「五山送り火(ござんおくりび / Gozan Okuribi)」…
毎年8月15日の正午、日本全国でサイレンが鳴り、テレビやラジオの放送が一斉に中断されます。1分間の黙祷の時間です。1945年8月15日正午、昭和天皇がラジオを通じて「終戦の詔書(しゅうせんのしょうしょ)」を放送し、日本が…